ゆとりさとるの日々

人として自然な生き方を目指す

振り返ってみて思う親子の関係  

じてんしゃ






子育てかぁ。

僕が語るには早すぎると思って、いろいろ考えてはいたけどブログには載せてなかった。
けどせっかくなので今の僕の考えを書かせてもらおう。

僕は会社を辞めるのにすごく悩んだ。まぁ辞めてからも悩んでる。
つまり人間にとっての自然とか幸せってのを考えていて。
そのときに、家族との関わりってやっぱり切っても切り離せないところがあって、そういや昔ここで怒られてああなったのかなぁとか、親の影響って強いなぁとか、いろいろ考えてた。

まず、このブログでも何度も言ってるように、人の生き方に決まりや順序のようなものはない。
基本的には何をやってもよくて、大切なのはその人らしく、生き生きとしているかどうかなんだよね。
ある一面に関してできるとかできないとか、あるいは物事を効率的に進められるかどうかっていうのは、人間にとっての幸せとは直接関係がない。
そういう能力とかってのは、その人自身が全力で生きてきた後に残る、言わば副産物のようなものであって、能力を得ることを目的に生きるっていうのは、ちょっとずれてるんだと思う。


で、ここから親子の関係についてなんだけど。

僕は親子というのは互いにパートナーのようなものだと思ってる。
共に家族という1つのコミュニティを形成している一員なわけだよね。
子は親なしじゃ生きられないけど、親も子どもを産んだ以上、子どもがいない生活なんて考えられない(みたい)。そういう意味で、お互いになくてはならないものなわけで。
自分のほうが長生きしてて物事をわかってるんだから、子どもにちゃんと言うことを聞かせなきゃとか、立派な人間になるようにちゃんと育てなきゃっていうのは、もしかしたら少し力が入りすぎてるんじゃないかなぁって思う。

僕は自然が好きだから例えがそっち方向になるんだけど、人の成長って言ってみれば植物のようなものなんじゃないかなぁ。
杉のようにどっしり根を張って空に向かってまっすぐ伸びるような植物の上に障害物があったら、枯れるとまではいかなくても、とても生きづらいと感じてしまうよね。
でも例えばツルのような植物なら、そういう障害物があっても隙間を縫うように要領よくツルを伸ばしていける。むしろそういう障害物があって初めて高く伸びていけるっていうところがあるんだろうなぁ。
だからといってじゃあツルがいいかっていうとそうでもなくて、杉じゃなきゃ耐えられない状況とか、辿りつけない境地ってのはあると思う。
そんな風に、その人自身の人間性によって何がいいのかってのはほんとにわからない。

ニュースでチラっと見たことがあるんだけど、今は幼稚園とかの段階から英語を教えたり、算数を教えたり、とにかく学力の先取りがすごい人達がいるらしい。
あと、大学までエスカレーターの有名私立小学校にいれたりとか。
そういうのって、子どもの学力という一面ではとても効率的なんだろうけど、問題が大きく2つあるんだよね。
まず1つは、それが子ども自身の人間性に合ってるかどうかわからないっていうこと。
これはさっきの植物の例えに置き換えられるんだけどね。
もう1つは、それで例えば東大やらハーバードやらに入れたとしても、そもそもそれで本当に幸せを感じているかどうかはわからないっていうこと。

子どもってほんとに偉いもので、僕自身振り返ってみてもそうなんだけど、自分のストレスの限界にくるまでは、とりあえず親の言うことを聞こうとするんだよね。
だからそれなりに能力が高くて、ストレス耐性もあるような子だと、自分がそこまで幸せなことだと感じてなくても、親が喜んでくれるとか、社会的に評価されるからとりあえず頑張るっていうのは考えられることだと思う。

でもそういう選択肢の選び方って、自分が心からやりたいことを選んでるわけじゃないから、いつか必ず虚しさを感じたり、なんでこんなことやってるんだろうって思いつめたりしてしまう。っていうかそれは僕の話なんだけど。


いろいろ書いたけれど、そんなわけで僕が親になったらどうするかってのは、実はもう決めてある。
それは、「僕自身がやりたいことをやり続ける」っていうこと。

まず子どもに何をさせればいいのかっていうのは、さっきも書いた通りわからない。
それはギャンブルのようなもので、まぁ普通は学力を伸ばしとけば間違いないだろうっていわれてるだけ。
でも、子どもは親を見て育つんだよね。だったらやることは1つで、親自身がとっても幸せに生きていく姿をみせてあげるっていうことなんだと思う。

これは座右の銘じゃないけど、なんとなく意識している言葉で、「人を幸せにしたいなら、まず自分が幸せになる」っていうのがある。自分を幸せに出来ない人が周りを幸せになんてできないっていうことかなぁ。
それは家族においてもおんなじで、親がとっても生き生きしてて、やりたいことをやってる姿を見せるっていうのが、子どもにとっての最大の教育なんじゃないかなぁって思うんだよね。
それはもしかしたら子どもにとっては全然興味のないジャンルのことなのかもしれないけど、その生き様のようなものってのは子どもはよく見てるし、知らず知らずのうちに自分もそんな風になりたいって感じるものだと思う。
だから、自分のことを犠牲にしてでも子どものために、っていうのは、とても素晴らしいことなのかもしれないけど、子どもはそんなこと望んでないかもしれない。やっぱり、家族が生き生きしてる姿を見れるのがお互いに一番なんじゃないかな。
それでもし余力があるなら、少しだけ教室に通わせてあげたり、どっか連れて行ってあげたりして、いろんな世界を感じさせてあげたらよりいいのかもしれないって考えてる。


まぁーー親でもないくせに偉そうなことを書いたけど、実際には子育てはすんごい大変なんだろうなぁって思う。僕の母も今でこそ落ち着いてるけど、僕が中学校を卒業するくらいまでは、いろんなことに悩んだり、イライラしてヒステリックになったりなんてのもしょっちゅうあったし。
なんでそんなことで怒られるんだろうっていうのもかなりあった。今考えてもなんでかわからない。
けど恐ろしいのは、そういう理不尽な怒られ方とかってのは、不思議と忘れないものなんだよね。
で、そういうストレスって、必ずどこかで解消しなきゃならなくなって、いろんな形で表現されるんだと思う。他人をいじめたり、悪いことしたり。
そんなめんどくさいことわざわざやろうなんて最初は誰も思わないはずなんだけど、歪んだストレスはそういうことをしないと解消されないんだろうなぁ。

とりあえずこんな感じだろうか。
基本的に好きなことをやってるっていうのが大切で、そのためにも親が自分の人生を生き生きと楽しむっていうのが理想だと思う。それ以上のことで何か悩みがあったり、問題があったとしても、それは家族じゃなくて本人が解決することなんだよね。


これまで子育てとか家族っていうテーマはあえて避けてたところがあった。
けど、ひとまず自分自身のことについては「やりたいことをやりたいようにやる」っていう結論が出たので、これからは家族だとか社会でそれをどう表現していくかっていうのが問題になるから、その第一歩として大切なテーマだったかなぁ。

関連記事

category: 人間

コメント

さっそく記事にして下さってありがとうございます。
「自分のやりたいことをやり続ける」ってまさにそれだなって思います。旦那がそのような生き方をしていて、好きな仕事をして、好きな車に乗り、趣味を楽しんでいます。自分だけ自由で良いなあとイライラすることもありますが、それよりも尊敬の気持ちが強く、一緒にいると幸せな気持ちになれます。

ただ、私に関しては子どもが小さいこともあり、生活の全てが子ども中心になり、なかなか自分のやりたいことまで目を向けられないでいます。ゆとりさとるさんのお母さんがイライラしていたのもよく分かります。周りの目もやたらと気になるし、他の子と比べてしまうんですよね。
私は子どもに「明日が来るのが楽しみな子」になって欲しいと思っていますが、些細なことで怒ったりイライラしたりと寛容に見守ることが難しくなっています。
でも、私自身が楽しくて幸せな日々を送れるようにしていきたいと思っています。
個人的な悩み相談みたいなコメントになってしまいすみません。

URL | オレンジママ #-
2012/11/04 00:07 | edit

Re: タイトルなし

このことで少し母と話しました。
「僕が小学校くらいの時にわけのわからない怒り方とかヒステリックになったりしてたけど、あれってやっぱりストレスだったの?」と聞くと、「そりゃあんたが少し目を離したら何をするかわからないような子だったから」と言われました。
そして、今は母も50を過ぎ、落ち着いた毎日を過ごしているように見えるのですが、今もう一度子育てをやったとしたら、またそんな風にストレスがたまるか、と聞いたら、「まぁそうなるだろうね」って言ってました。

僕が語ることでもないのでしょうが、母親というのはいわば24時間営業で人の世話をしているようなもので、ましてその相手が子どもですから、人一倍、気苦労が絶えないんだと感じます。その苦労をかけていたのは私なんですが。

さらに、オレンジママさんは例えばこれから子どもの小学校入学という一大イベントが控えています。
僕が小学校だったときでもそうなのですが、年々、学校に対する親の姿勢というのは強くなってる傾向にあるので、ちょっと自分の子どもに何かあると、昔は「まぁまぁお互い様ですから」で済んでいたのが、とんでもない因縁をつけられたりします。
自分の子どもは自由にさせてあげたい。でもそれで他人の子どもに何かあったら、どんなひどい言われ方をするかわからない、だから多少やりたいことができなくても縛らざるをえない、のような板挟みで悩んだり、ストレスを感じている母親の方も、当時子どもだった僕でさえ多いように感じました。

もちろんそれだけでなく、言い出せばきりがないほど心配の種はあるでしょう。
しかしそれを承知で、しかも子育てをしていない僕がとても偉そうに言うのですが、こういうことははっきりいって気にしても仕方ないんだと思います。
僕もいろんなことを気にしたり、悩んだりしているまっただ中ではあるのですが、それでも考えに考えてその結果、もうこれは消しようがないという結論に至りつつあります。
自分のことでさえ上手く出来ないのに、まして他人を思い通りにすることなんて出来ません。
世の中の心配事の多くは、考えても仕方のないことがほとんどだと思います。
じゃあどうするかというと、楽になるんです。肩に入った力を抜いてみるんです。
無理に意味を考えたり、自分の価値観や他人の価値観で判断するんじゃなくて、ありのままを受け入れてみるんです。

じゃあそれでしつけがちゃんとなってなくて、何か問題を起こしたらどうするんだ!という意見もあるのですが、僕の考えでは、もしそこで厳しく指導して子どもの好奇心や欲求を抑えこんだとしても、必ず別のどこかで発散させようとします。それでも抑えこもうとすると、歪んだ成長の仕方をした植物のようになってしまいます。
だったら、小さいうちにいろんな馬鹿なことをさせてあげるというのもありなんじゃないかって思います。
何か他人に迷惑をかけるようなことがあっても、所詮は子どものすることで片付けられなくもないですし。

オレンジママさんはお子さんのことがとっても好きなんだと思います。なので、お子さんと一緒に過ごせる幸せを、ありのままに全力で感じてみるっていうことを意識してみてはいかがでしょうか。そして、子どもが悪いことをしたり、イライラさせるようなことをしても、「今ここで自由にさせてあげた分、将来きっと周りに優しい人になれる」というように考えてみてはどうでしょうか。
そして余裕ができれば、オレンジママさん自身の幸せも、少しずつ見つけていってみてください。
その姿をみて子ども達は成長していくと思います。

とっても長くなりましたけど、読んでいただけたら嬉しいです。

URL | ゆとりさとる #-
2012/11/04 22:52 | edit

ゆとりさとるさんには全然関係ない問題なのに、丁寧に真剣に答えて下さってありがとうございます。とても嬉しく思います。
私のことを知っている人が私の毎日や考え方をみて答えてくれたんじゃないかと思うほど、しっくりきました。
私の子育ての悩みの根元は、今まで自分がそれなりに良い子で育ってきたので必要以上に周りの目が気になってしまうことと、子どもの成長が先が見えないということだなと思います。

冷静に考えれば、小さい子どものやることなんて可愛いものですが、自分の子どもがイタズラをしたり、行儀の悪いことをしたりすると大きくなってもこのままなんじゃないかと思ってしまいます。
ありのままを受け入れるっていうのは、分かっていてもできないんですよね。
私自身は自然育児みたいなものに興味があり、気質についての本を読んだり、仲間と一緒に森の幼稚園を自主保育でやっています。と言っても、上の子は普通の幼稚園に通っていて、まだ幼稚園に行っていない下の子とですが。そこでは、大らかに子どもを信じて見守るということを大切にしているので、私自身も少しずつ変わってきたかなと思っています。
ゆとりさとるさんのような子どものいない方に楽になって自由にさせてあげて良いと言われるとすごく元気になります。今後、悩んだり迷ったときには、このコメントを読み返して元気になろうと思います。
またまた長いコメントをしてしまいすみません。しかもブログにあまり関係ない、子育て相談で。


URL | オレンジママ #-
2012/11/05 00:23 | edit

Re: タイトルなし

いえいえ、全然関係ないってことはないですよ。
僕自身がこれから自由に、しなやかに生きていく上で、家族との関わりってすごく大切だったので、普段から考えていることではあったんです。

>>ありのままを受け入れるっていうのは、分かっていてもできないんですよね。

そうですね。まさにそのとおりだと思います。これが出来るのは、同じ事をすでに過去に体験しているか、別の事であってもそれ以上のしんどさ・気苦労を乗り越えた経験があるか、どちらかだと思います。

僕は、人生にはその人に見合った「乗り越えるための壁」が常に現れ続けるようなものだと感じています。
僕には僕の、オレンジママさんにはオレンジママさんの、そういう壁があるんでしょうね。
まぁ壁って言ったらなんだかしんどいイメージになりますけど、登った先から見える景色はきっと綺麗だと思います。
イライラしたり不安になったりしたら、まずは楽になる。今それができなくても、その分は将来心にゆとりを持つための「経験」にきっとなると思います。

URL | ゆとりさとる #-
2012/11/06 00:15 | edit

何度も丁寧な返信ありがとうございます。

ゆとりさとるさんはすごく人生や生きることについて分かっていて、本当にその通りだなと思います。

「乗り越えるための壁」ってそうですよね。できないことを試行錯誤したり覚悟を決めたり強くなったりして、乗り越えていくんですよね。今まで何となく感じていても、見ないようにしてましたが、逃げていても幸せにはなれませんし、立ち向かっていく強さを持ちたいと思います。

いろいろ相談してしまったついでに、もう一つ聞いても良いですか?

今は子どもが小さいので、とにかく自然の中で仲間と遊ぶことを大事にしたいと思っていますが、小学校、中学校と進むにつれて嫌でも勉強や成績の問題が出てくると思います。これからは学歴社会は壊れるのではないかと思っていますが、それでも親としては勉強はできないよりはできた方が良いし、それなりの成績を求めてしまう気がします。

ゆとりさとるさんは学歴から見てもかなり勉強されてきたと思いますが、勉強や学歴、成績に対してどのように考えられてますか?

URL | オレンジママ #-
2012/11/06 10:50 | edit

Re: タイトルなし

これもまた大きなテーマですので、新しく記事にしちゃいます。

URL | ゆとりさとる #-
2012/11/06 20:13 | edit

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://hjkd8yg.blog.fc2.com/tb.php/97-743be645
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)