ゆとりさとるの日々

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なんで転職しないのって  

この前、小学校の頃の同級生たちの集まりに誘われて行ってきた。といっても小学校の頃から地元を離れてない5,6人くらいの飲み会だったんだけど。
で、そうするとなんで銀行辞めたのーとかこれからどうするのとか聞かれる。その時は面倒臭かったので適当に流したけど、今年最後になるっぽい今回の記事で総まとめを書いておこうと思った。
まず、僕が就職していた銀行という会社について書いておく。
なんだかんだ今振り返ってみて、銀行って会社として完成されてるなーと思う。市民から絶大な信頼を得て貯金を集めて、そのお金を日本中の企業に土地や建物を担保に貸していく。一度貸してしまえば寝てるだけで利息が入ってきて、もし企業が返せなくなったら担保を回収して、それも無理なら最終的に国が補填する。実際、過去に潰れそうになった時に国が助けたしね。
今の日本の現状だと、銀行以上に潰れない民間企業なんて無いだろなって思う。就職してみると給料が高いのはもちろん、あらゆる福利厚生も完備されて土日祝や有給も必ず休める。

まぁ一言でいうと、既得権を持ってる。産油国みたいなもんだよね。
それだけ聞くとなんてすごい会社なんだって思うだろうし実際に僕もそう思ったから就職したわけなんだけど、それで僕の人生が豊かになったかというとそうではなかったわけ。

それだけ恵まれた環境を手にした人間が次に何をするかというと、その環境を手放すまいとして誰もが自分の意見じゃなくて周りに合わせようとするんだよね。

例えばみんなが100万円の時計をつけているとしたら、「自分もそういう時計をつけなきゃいけないんじゃないか」って思うようになってくる。これは自分の性格とかじゃなくて、周りがそういう雰囲気を作ってくる。そこで「いや自分は1000円の時計で十分ですから」とか言って頑なに100万円を出し渋っていると、表面では何も言われなくても心の中で「あの人変わってる」とか「ケチな人だ」とか「仲間じゃないな」ってみんなに思われて、角が立つ。そうすると何も悪いことをしていないのにさも自分が空気を乱すことをしているみたいになってきて、非常に居心地が悪くなってくる。ムラ社会ってことよね。

で、その風潮に流されてしょうがなく100万円の時計を買ったとする。もうその時点で数カ月分の給料全部つぎこんでおれは一体何をやってるんだ感が半端ないけど、それで終わりじゃなくさらに別の問題が起きてくる。
例えば壊れたり失くしたりしたらどうしようっていう問題。1000円の時計だったらどうなろうが買い換えればええわで終わるのに、100万ともなるとそうもいかない。盗難保険に入ったり傷を付けないように気をつけて歩いたり。電車で自分の時計を見ている人がいたら「この人に狙われてんじゃないか」とか、もう色々とめんどくさい心配事が増えてくる。

今はわかりやすく時計っていう例で書いたけど、こういうことが仕事のやり方はもちろん服装にしても言葉遣いにしても家や車や結婚や恋愛や飲み会やらゴルフやら接待やら、果ては読む本から見る番組、新聞、考え方や生活の仕方に至るまで、全て角が立たないように行動していかなきゃならなくなってきて、そしてそれを維持するために多大な労力とお金と悩み事の時間が必要になってくる。

利権を手にすると人間ならどうしても保守的になって、そうするとどうしても異分子を排除する方向になってしまう。同調意識というか仲間意識というか。
それが既得権を持った人たちの行動なんだよね。なぜ100万の時計を付けなきゃいけないのかとかは誰にもわかんないんじゃないかな。ただそうするのが正しいというかそれで上手くいっているから変えたくないってみんな思って、そこから外れないようにすることに懸命に生きてる。
小学校の頃に話題のゲームやら漫画を持ってない子が話が合わなくてだんだんと居づらくなってくるみたいな、まぁそれの超強化版って感じです。

これに40年耐えて月に数十万っていうのを考えると、どっちも要らないなって思った。そんな風潮の中でもお金が欲しい人はまだ耐えられるのかもしれないけど、僕の場合さらに悪いことにお金も要らなかった。(新人1年目で貯金200万くらいたまってたかな。それでもかなりどうでもいいことにたくさん遣ったーって自分では思ってるけど)

束縛も要らないしお金も要らないとなるともはや会社にいることにデメリットしかない。周りの人間はエリートコースがどうとか出世がどうとか言うけれど、新人ですらこんな風潮にさらされるというのに、これよりもっとドロドロとしている上層部に行くなんて考えられなかった。

そんなわけで僕は会社を辞めたのでした。
辞めて2年以上経つけど、確実に今の方が豊かだって言える。何か安定した利権を得ようとするとしがらみと束縛が生まれて、しがらみと束縛がストレスを生んで、ストレスが無駄な出費を生むっていう図式がよく理解できたので、根っこにある「安定した何かが欲しい」っていうところを消してしまえば、むしろお金を使わない方が充実して生活していけるようになった。もちろん最低限の衣食住は必要だけど、それはバイトで十分すぎる。

だから転職することもないだろうな。銀行よりはマシだとしても、他の会社も大なり小なりよくわからん「こうあるべき」みたいな風潮があるみたいだし(このブログを読んでくれた方とのやりとりを通じて感じたこと)。本当の意味でただ純粋に仕事に向かっていける環境っていうのは無いんじゃないかな。あったとしても一時的なもので、それを維持しようとか固定しようってすると変わっちゃうんだと思う。

ブログを読んでくれている方も何度も見たことかもしれないけれど、なぜか改めて書きたくなったので書きました。では良いお年をー。
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category: 未分類

コメント

きっと

きっとお金に困った時に銀行へ就職のありがたみがわかると思う
例えバイトはじめても働けど働けど収入にならない苦労を味わえば
きっと馬鹿らしくなってくると思う
だから
人間は沢山の出費なる環境が必要なのかも
それが多分結婚であり温かな家庭や子供を持つとまた違ったのでは?
就職してから結婚など一般的な道より
むしろ逆だと思う
結婚して家庭があっての就職だと
就職して自分の為だけに使えるお金なんて虚しすぎるわけだ
人の為に使ってこそ生きるものだよ

URL | きっと #Hyf0ngDc
2014/12/31 04:27 | edit

プア充って言われる選択ですね。
このムラ社会が根強い国では何事にも人の顔色をうかがい、
他人との間違い探しに労力やカネを使ってしまう…

そもそも高級車を乗っている人間なんかには車の外観なんて
どうでもいいはずなのだが…みたいな缶コーヒーのCMに共感

カネなぞ無ければ無いなりに工夫して生きれば案外しなない国にほん
40年間の就(囚)業を続けるなんてゾッとする狂気の沙汰ですね。

気付いたら辞めるのは自然な流れでしたが後悔はありません。
人には強要しませんが辞める事で病めることはなく、むしろ健やかに
過ごせているのでOK
最近はこの手の話題を考えなかったので懐かしくなり書き込みました
他の記事も読ませていただきます
ありがとうございました

URL | もずらいと #-
2015/01/07 21:47 | edit

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このコメントは管理人のみ閲覧できます

 |  #
2015/02/04 13:06 | edit

なんまんだぶ

URL |  #-
2015/02/14 18:14 | edit

初めまして、自分と同じような考え方の人がいないかなぁと思って主さんのブログに行き着いた者です。主さんの経緯はおおかた読ませて頂きました。
私の境遇も慎んで書かせて頂きます。私は今大学4回生でもうあと1ヶ月で卒業する身ですが就職先は決まっていません。というより就職活動自体ほとんどしていません。理由は、まず私はほとんど物欲がなくお金が大嫌いで、そんなやつが会社の利益のために働くことなど到底不可能だと思ったからです。最初のうちは皆に合わせるような感覚で会社の説明会などに参加していましたが、念頭に思ったことは「うわ、くだらねー」でした。どの説明会に行っても自社の商品や魅力うんぬんについてただ聞くだけで全くやる気が起きず、履歴書を書く気にもなりませんでした。しかも一社につき面接3、4回あってそのためだけにあっちこっち移動したりWebテストをこなさないといけないとかこれやってるやつホントに人間なの?って言うのが本音でした。
特に二つ目の理由が大きくて、これは私の人生観に依存するのですが、私はほぼ毎日と言っていいくらい自分がいかに恵まれている人間であるかを考えていて、この世界には何十億という人間が飢餓や貧困、犯罪に苦しんでいて、日本に住んでいるわたし達には普通に暮らしていたら気にもかけない事柄ですが、まだ年端も行かない小さな子供達がゴミ拾いながら生活していたり、苦しんでいるのを思うだけでとてつもない罪悪感に駆られます。そして企業に就職すれば嫌でも企業の発展を強制されますが、今の世の中の発展の仕方は正直狂ってるとしか思えません。このことを書いていればきりが無いのでウルグアイの世界一貧乏な大統領として有名なムヒカ大統領のリオでの演説を暇なときにでも見て下されば幸いです。
そして私が幸せになるのにはアルバイトでも十分だということです。今週6で倉庫内の作業をしていますが主婦の方や中年の独身の男性や高齢の方まで沢山いて、話をしててとても楽しいですし、仕事も私に合ってるのか体力的には結構キツイですがとても楽しいですし 、毎日がとても充実しています。
両親も就職しないと行った時は不安そうにしていましたが今は私の事を理解してくれています。でも正直私もこの道で本当にいいのかと不安になる事は多々ありますが主さんのブログを拝見して、自分の思った道を行けばいいんだと改めて感じました。本当にありがとうございましたm(_ _)m
これからも主さんのブログを楽しみにしています。いつの日かお会いできる日が来ればいいな

URL | パリス #-
2015/03/05 23:08 | edit

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