ゆとりさとるの日々

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人は螺旋を描くように成長する  

螺旋


以前、人としての成長について語ろうと思うというタイトルで人の成長モデルを語ったんだけど、今回はそれとは別の形で僕が思う成長モデルについて書いておきたいと思う。

名付けて「らせんモデル」。前回書いた成長モデルは「価値観の変化について」だったけど、今回は能力の成長とか人間性の成長についての話です。

このモデルは僕が高校生の時に思いついたものなんだけど、未だに破られてない(あくまで自分の中で)モデルだなぁ。まずは割りと一般的に言われている成長モデルについて。

①人は円を描くようにグルグルと回り続ける
②人は波をうつように上がったり下がったりしながら成長していく

①については、例えば武道において「剛」と「柔」でよく言われる話だと思う。「剛よく柔を断つ」「柔よく剛を制す」というようにこの両者には厳密な優劣はないみたいだけど、武道を極めた人の話なんかにはよく「自分は若い頃は剛でしたが、経験を積むにつれて柔になってきた」とか出てくるように、剛になったり柔になったり、その時々の自分の状態で結構グルグル変化していくものらしい。

これは剛と柔の話だけじゃなくて僕らの普段の価値観とか考え方にもあることで、昔は甘いものが大好きだったけど辛いものが好きになって、でも最近また甘いものがおいしくなってきたわーみたいなのってよくある話だと思う。昨日の記事に書いた「感情は振り子のように動く」っていうのも、まぁ言ってみれば円を描くようにグルグル変化してるとも言えるよね。何かにハマったかと思えば無気力になって、また何かにハマっていくみたいな。

というわけで、この「円モデル」は確かに僕の感覚から見ても正しいと思えるモデルになってる。

②については、僕は部活をやっている時に特に感じたことかなぁ。なんか知らんけど、実力って練習すればするほどそれに比例して上がるというものではなくて、調子がいい時と悪い時を繰り返しながら、でも全体的に見たら成長してるのかなぁって感じなんだよね。

わかりやすい例でいうと、「3歩進んで2歩下がる」というやつだと思う。同じ事をずーっと繰り返しやってると、なぜだか調子が波打つように変化しているっていうことは割りと簡単に実感できるよね。なのでこの「波モデル」も確からしい成長モデルと言える。

でもさ、円だったり波だったり、光の性質じゃあるまいしほんとにそんなごちゃごちゃしてんのか?と僕は思った。しかも波打ってるとか言っても、自分的には今調子が下がってると思ってても周りからするとお前最近伸びてるなーとか言われたりして、ますます意味わからんかったりする。

そこで両者の特徴を同時に含み、かつ円モデルや波モデルからでは類推のできないより高次のレベル(例えば人生の方向性とか)の成長モデルまで論じることの出来る新しいモデルを僕は思いついた。それが「らせんモデル」だ!!
螺旋2
↑螺旋は上からみると円を描いている


まず①だけど、これは割りとわかりやすい。らせんって、まぁバネみたいな形なわけだけど、あれは上から見ると円を描いているように見えるんだよね。「グルグル回っているように見える」というのは、つまり「螺旋の動きを真上から見た状態だった」ということ。
螺旋3
↑人は波打つように成長していく


続いて②だけど、上図のように波打ってる成長の仕方は螺旋の中にどのように表現されているかというと、「螺旋を横、あるいは斜めから見ている状態」と言うことができる。
螺旋4
↑らせんを横(斜め)に見ると、3歩進んで2歩下がっている


らせんを斜めにおいて、横軸だけの変化を見ると、上図のように進んでは(青)戻る(赤)を繰り返していることがわかる。で、全体としては左から右へ動いているため、この人はちゃんと成長しているんだな、ということがわかると思う。

以上の2点の話からわかることは何かというと、成長だとか変化っていうのは「どの角度から、そしてどの地点から螺旋を見ているか(どういう価値観で成長を測っているのか)」によって決まっているっていうこと。円だとか波だとかっていうのは、螺旋の見方の中のある一部の見方だったっていうことだね。だから見方によっては波打つように下がってるんだろうし、違う方向からみると波打つように上がっているようにも見える。つまり、人の成長なんてのは見方によってどうとでも変わるということがわかるよね。

で、まぁここまでの話だけだとただ円と波のモデルが合体してるだけで付加価値が何もないので、この螺旋という形だけからわかる「人生の方向性、人間性の成長」について語ろうと思う。
螺旋5
↑どの方向に向かって走っていると言えるか?


人の成長って、言うなればこの螺旋の上をみんなが思い思いに走っていってるようなものだと思うんだよね。で、人生を振り返ってみるとあの時は馬鹿なことしたなぁとか今じゃこんなに考え方も変わったなぁとか思うんだけど、それはバラバラの話なんじゃなくて全て一本の道でつながっているように僕には思える。

上図の中で僕らはこの道を走ってるランナーのようなものだとすると、僕らは一体どこに向かって走っていると言えるだろうか。僕個人の感覚からすると「前」だよね。常に前に向かって一歩進んでる。見てる方向ももちろん前だ。

でもじゃあもっと長いスパンで考えて本当に前に進んでるのかな?というとそうではないんだよね。なぜなら道は螺旋を描いているので、ずーーっと向こうは実は左だったり右だったりへ向かっているっていうことになる。なので人生経験を積んだ偉い人は「いやいや、前じゃなくて実は斜め前の方向に向かって進んでるんだぜ」っていうことがわかるんだろうな。

でもでも、もっっっと長いスパンで考えてみると実は前でも横でもないっていうことがわかるんだよね。僕ら本人からすると全く想像もつかないんだけど、本当は頭上に向かって走ってたんだなっていうことがわかってくる。なぜなら螺旋だから。螺旋の形成する方向に向かって、人は最終的に進んでいってると言える。

会社を辞める時っていうのは、「自分は前に向かって進もうと決めていたけど、ほんとは横の方に行きたいってことがわかった」っていう状態なんだと思う。自分が見てた方向(頭で考えてたこと)と自分が進んでいる方向(心が望んでること)が、実は違っていたんだっていうことに気付いた瞬間なんだろうな。

あとはよく偉業を達成した人が「自分がこんなことを出来ると思っていなかった」みたいな発言をする時があるけど、それは言ってみれば本人は前を向いてひたすら走っていたんだけど、実は向かっているのは頭上だったのでそんなことは想像もしていなかったっていう感じなんじゃないかなぁ。まぁ偉業だけじゃなくてすごい悪行をする人も同じだけど。

というわけで、僕らは自分がどういう方向に向かって進みたいのかっていうのをよくよく考える必要があるんだと思う。現実的にはその日その日に出来ることを精一杯やるしかない(前を向いて一歩踏み出すしかない)んだけど、その先にあるものは何なのか、ちょっと力を抜いて頭を上にあげてみてもいいのかもしれない。
螺旋6
↑綺麗な螺旋状とは限らない


あとはまぁ補足的な図をいくつか。上図は乱れた螺旋の図。この図だとよくわかるけど、不幸だとか人生の下り坂だと思っていたことが、全体を通してみると意外と堅実な歩き方だったりするんだと思う。螺旋が形成する方向に向かうための必要な一歩ってことだね。
螺旋7
↑螺旋の形成する方向が、実は螺旋の一部だったり


人生は何が起こるかわからないし、起きた事がどんな意味をもっているかというのもそれを考える自分の位置や見方によって大きく変わる。だから妙に人生を達観したり決めつけるのは基本的にはあんまり良くないとは思う。けど自分が何を決めつけているのかすら気付かないのが人生ってもんなのかもね、という気持ちを表現したのが上図。螺旋はこの方向に向かっている!!とわかったとしても、実はそれすら大螺旋の一部だったのだ。残念!

らせん理論の概要は大体こんな感じかなぁ。とりあえず今すぐ役に立つらせん理論の使い方としては、「親とか上司とか友人にこういう風に言われたけれど、それは奴がこの角度で螺旋を見ているからだ!!こっちから見たら全然イケてるぜぇー!!」とか。使いづら。

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category: 人間

コメント

螺旋状に成長するというのは、凄く分かりやすい表現だと思います。勉強、部活、仕事などすべてにおいてそういった成長の仕方をするのだと思います。結局は何を目指していくかを明確にすることが人生を生きやすくすることなのかなと思いました。

URL | ゆきんこうさぎ #-
2013/07/19 03:51 | edit

Re: タイトルなし

>>ゆきんこうさぎさん
>結局は何を目指していくかを明確にすることが人生を生きやすくすることなのかなと思いました。
全くその通りだと思います。それについての記事を書こうと思ってるので、またそちらも読んでみて下さい。

URL | ゆとりさとる #-
2013/07/19 04:57 | edit

似たようなことを考えて、論文に引用できる図形を探していいたらこのページにたどり着きました。

私が考えたのは螺旋が伸びてきた軌跡が時代/歴史であり、一つの大きな循環がその当時の社会を反映します。
螺旋の繊維のような小さな螺旋は人々の経験の循環で、個人の経験は全てその時代に還元され、メインストリームに乗っかり次世代に反映されます。

興味深い記事を楽しく読ませていただきました^^

URL | カイ #-
2015/04/30 21:57 | edit

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