ゆとりさとるの日々

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「SAVING10,000 自殺者1万人を救う戦い」を見て  

自殺


http://www.saving10000.com/ja/
50分くらいのドキュメンタリー映画で、無料で公開されているとのことでついさっき見てきた。教えてくれた人ありがとう。

内容は日本における自殺という現象と、その防止への取り組みを通じて視聴者に問題意識を訴えかけるというもの。うーん…僕が想像してたのは「自殺者の心理の動きそのもの」について迫ったものだったので、そういう意味では少し期待はずれだったかなぁ。

確かに「自殺者数を減らす」という観点で見ると、書店に出回っている自殺マニュアルがどうとかマスコミの自殺報道の仕方がどうとか鉄道会社の飛び込み自殺防止がどうとか生命保険会社の自殺者に対する保険金支払いがどうとかっていうことが大切なのはわかる。わかるんだけど、でもそれって結果の部分であり表面的な話であって、一番に考えるべきは「自殺しようとしている人の心の問題、その発端は何なのか」じゃないだろうかって僕は思う。



なんだろうな…とにかく表面的な事象ばっかりを取り上げてるなぁって印象がすごくある。少なくともこの動画を見て自殺する人が少なくなることは無いだろうなぁ。ここで取り上げられてるさっき挙げたような問題を解決したとしても、自殺しようとする人は色んな手段を使って自殺しようとするだろうし。

「日本の高い自殺率の真の原因究明に挑む一人のアイルラン­ド人の物語である。」って紹介文に書いてるけど、このおっちゃんは自分が自殺しようと本気で思ったことは無いんじゃないだろうか。隣人が自殺したことにショックを感じたみたいなことは最後らへんに出て来てたんだけどね。でも他人がやってるのを見るのと自分がやろうとしてみるのとでは天地の違いがあるし。

僕は「もう自分なんて居ないほうがいいんだ。自殺したい」と思ったことはないけど、「自分が生きてても何の意味もないし、もう死んでもいいな」と思っていた期間はある。生きることへの絶望感というか、ただご飯を食べるだけ食べて寝るだけの生活で、仕事なんてしたところで何かが変わるわけでもなし、何のために自分が生きているのかが本当にわからない時期があって、とても辛かった。

そんな時、僕は引きこもって自分の心をじーっと見つめ直すことで何とか希望を見出すことが出来たけれど、あの状態でもし周りの人間から「お前なんて生きてても迷惑だからさっさと死んじまえよ」とか言われ続けてたら、僕も自殺しようとしてたかもしれない。

なんかこう、自殺者の心理ってそういう「生きることへの肯定感の無さ」っていうのが根っこにあって、電車がどうとか自殺スポットがどうとかってのはその心の動きの最後の最後の、「じゃあどういう手段で自殺を達成するか」の部分でしかないんだよなぁ。だからそこを議論したところでどうなんだろう?とは思う。

動画の最後の方に出てきた「自殺しようとしている人に話しかけてこれまで何百人も救ってきた人」みたいな人の話をもっと聞かせてくれよと。大事なのはそっちの方なんじゃないかな。

「日本人は働き過ぎだ。日本はプレッシャーをとても感じる環境だ」と動画の途中で述べていて、いや確かにそうなんだけどさ、でも同じ環境でも自殺しようとする人としない人が居るわけじゃない?そこの違いをもっと考えるべきだと思うんだよなぁ。

まぁでもこういう政治的というか体制的というか、そういうことを考えてくれる人も必要なんだろうな。枠組みってすごく大切だしね。最終的には一人一人の心の問題とは言っても、基本的に国や政府が決めた枠組みの中でしか個人は生きられないわけだし。そういう意味でこの動画はもっといろんな人に見てもらう価値のあるものなんだろうなぁ。

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category: 社会

コメント

命の重さ

以前お世話になりました黒猫です、お久しぶりです。

私は父の言葉で心が折れたのだと思います。自殺を決意された方のニュースを聞く度に近くに相談できる人はいなかったのかと未来の自分を見ているようで絶望感しかありません。日本が自殺者三万人を切った所で自殺が減ったわけじゃない。本当にいい国というのは自殺する人のいない人々が助け合うブータンのような国なのだと思います。若者が自殺をする国が正常だと言えるでしょうか?
側に話を聞いてくれる人がいるかいないかで大きく違ってきます。
物の豊かさばかり求めすぎて心を置き去りにしてきた結果が物語っているんだと独断と偏見な私の意見です。

URL | 黒猫 #-
2013/05/25 21:17 | edit

Re: 命の重さ

>>黒猫さん

お久しぶりです。コメントありがとうございます!
「物の豊かさばかり求めすぎて心を置き去りにしてきた結果が物語っている」
まさにその通りだと思います。人はご飯を食べて体を生きながらえさせるけれど、心を生きながらえさせるには愛情とか優しさが必要なんですよね。自殺する人は、言ってみれば精神的な餓死者と表現できるかもしれません。
僕はそういう人たちに心の栄養を届けてあげられる仕事をしたいと思っているのかなぁ…。

URL | ゆとりさとる #-
2013/05/25 22:04 | edit

またまたすみません。お返事ありがとうございます(*^_^*)

物=お金の豊かさを追い求めてきて正社員になれば、お金があれば幸せになれるとは言えない時代になってきた事を負の部分を吸収してきた若者に希望が持てる世の中にならないと自殺者は減らないと思います私も含めて。閉塞感はまるで目に見えない病気のようです。

URL | 黒猫 #-
2013/05/26 03:20 | edit

Re: タイトルなし

>>黒猫さん

お金ではない、心や気持ちを第一に考えられる社会であることが求められているんでしょうね。閉塞感と表現されていますが、その通りですね。これ以上お金による豊かさを追い求めても苦しさの方が増すばかりで、その様子はまさに閉塞感そのものです。

URL | ゆとりさとる #-
2013/05/26 04:07 | edit

phaさんの本の受け売りが大きいのですが、正社員じゃなくても生きていける社会を作るのが今の課題で、ニートの人を頭ごなしに叱るのではなく悩みを打ち明けやすい環境作りや弱音を吐ける場所がないときついです。
自己嫌悪に苛まれて命を希薄なものだと追い込まれた人には自分を守るだけで精一杯、生きているだけでいいのだと自尊心を高める事が自殺を減らすのに繋がるのではないかと思います。
同じことばかり書いてすみません、長文失礼しました。m(_ _)m

URL | 黒猫 #-
2013/05/26 08:18 | edit

Re: タイトルなし

>>黒猫さん

そうですね。生きてるだけで十分ですし、どんな考え方・立場の人であっても頭ごなしに否定されていいはずないんです。黒猫さんも良かったら集まる会とかSkype会議などに参加してみてください!同じような価値観を持った人たちと思い切り話すことができると思います。

URL | ゆとりさとる #-
2013/05/26 08:45 | edit

今の心境

こんばんは。最近こちらのブログにお邪魔しています。私はまさに今、毎日が辛く死んでしまいたいと思い、日々仕事をしています。労働環境と職場のストレスから体調を壊し、限界がきているようです。さとるさんのブログには共感する点が非常に多く、同じような考えをもっている人もいるんだ!と感激しています。

URL | トナカイ #-
2013/05/27 21:57 | edit

Re: 今の心境

>>トナカイさん

コメントありがとうございます。
僕も会社にいた頃はストレスと体調不良が半端無かったですね…。僕が会社を辞めたいと思ったときには同じような悩みを抱えた人とつながりあえるブログなり本なりがあまり無かったので、自分のような人のための考える場になればと思ってブログを書いてます。
良ければ集まる会やSkype会議にもぜひ参加してください!同じような考えを持った人たち同士で交流してます。

URL | ゆとりさとる #-
2013/05/28 02:26 | edit

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